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AGA(男性型脱毛症)とは?知っておきたい基本を解説

「自分もAGAなのでは?」と不安に思ったことはありませんか?テレビのCMや街中の広告で見かけることも増えたAGAですが、その症状や原因については意外と知られていません。ここでは、AGAとは何か、AGAの原因・症状、具体的な治療法、セルフチェックのポイントなど、AGAについて詳しく解説します。

女性型AGAや、治療にともなう副作用についても説明します。薄毛や抜け毛でお悩みの方は、以下の内容に目を通して、まずはAGAの基礎知識を身につけましょう。

AGA(男性型脱毛症)とは

AGA(男性型脱毛症)とは、Androgenetic
Alopeciaの略で成人男性によく見られる進行性の脱毛症で、生え際や頭頂部から薄くなっていくのが特徴です。AGAは、「男性ホルモン型脱毛症」とも言われ、「DHT(ジヒドロテストステロン)」と呼ばれる男性ホルモンが主な原因です。

AGAを発症すると、ヘアサイクルの大半を占める「成長期」が短くなるために髪の毛が十分に成長できず、細く短い毛(軟毛)になってしまいます。髪の毛の量は減っていなくても、未熟な髪の毛がそろうことで結果的に薄毛に見えてしまうことがあるのです。

そのため、「いきなり、どっさり髪の毛が抜ける」というよりも、AGAに関しては、徐々に薄くなっていくイメージを持たれるとよいでしょう。

例えば、「枕元の抜け毛が増えてきた」、「髪の毛が以前より少し細くなった」、「生え際や頭頂部が心なしか薄くなってきた」など、日常生活での微妙な髪の毛の変化を感じる機会はありませんか?上記のような変化を感じたときは、AGAを疑ってもよいかもしれません。

日本人男性の約30%がAGAである

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版(※)」によると、日本人男性の約30%がAGAを発症しています。

■年代別AGAの発症頻度
20代:約10%
30代:20%
40代:30%
50代:40数%

上記から分かるとおり、若年層のほうが中高年に比べて発症頻度は高く、年齢が上がるにつれて発症頻度が上昇する傾向にあります。とはいえ、20代も必ずしも安心というわけではなく、最近では食生活の乱れによる栄養不足、過度なストレスによるホルモンバランスの乱れなどが原因で、若い方がAGAを発症するケースも一定数確認されています。

また、DHTに影響を受けやすい遺伝的な性質を持っている場合も、AGAを発症する可能性が高いです。

若年層でも中年以降でも、AGAは多くの方が発症しうる比較的身近な症状といえます。少しでも気になったら、早めに治療をおこない毛母細胞の寿命を長くすることが大切です。

(※)日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」

AGAの原因・症状

AGAは、発症するとヘアサイクルに悪影響を及ぼし、少しずつ薄毛が進行していきます。

ヘアサイクルとは、簡単に言えば、髪の毛の一生のことです。髪の毛が成長し、成長を止め、抜けて、新しい髪の毛が生まれる。この髪の毛が入れ替わる一連の流れのことをヘアサイクル(毛周期)といいます。

長くて固い髪の毛が1日100本前後抜けていくことは、このヘアサイクルに則れば健康なことなのです。

ヘアサイクルは、成長期(2年~6年)、退行期(2週間程度)、休止期(3ヶ月~4ヶ月)の3つの期間に分類され、なかでも成長期は太くしっかりした髪の毛を育てるために非常に重要な期間です。

しかし、AGAを発症すると、太さや長さが不十分なまま毛髪の成長期が終わり、すぐに退行期や休止期に入ってしまいます。ヘアサイクルが乱れて成長期が短縮されると弱々しい軟毛が増えることになり、徐々に薄毛が進行していくわけです。

では、どうしてAGAによってヘアサイクルが乱れてしまうのでしょうか?AGA発症の原因である、とある男性ホルモンの働きを説明しながらその理由を解説していきます。

男性ホルモンの一種であるテストステロンは、5αリダクターゼという還元酵素と結合すると、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換されます。このDHTが、髪の毛の成長期に悪影響を及ぼすことで進行する薄毛がAGAです。

DHTが毛乳頭にある受容体と結合して毛母細胞の増殖を抑制すると、毛髪の成長がストップしてしまいます。すると、本来なら2~6年ほどあった成長期が数ヶ月に短縮され、髪の毛が十分な太さや長さを実現できず、結果として毛髪のミニチュア化(AGA)が起こります。このミニチュア化が長期的に続くと、次第に短くて柔らかい髪の毛だけが残されて、薄毛が目立つようになるのです。

加えて、DHTによってヘアサイクルが早まると、毛母細胞の寿命が短くなります。すると、将来的に毛母細胞が死滅し髪の毛が生えなくなってしまう危険性も考えられます。DHTは髪の毛を軟毛化させるだけでなく、毛母細胞の寿命を縮める特性も持っているのです。

AGAに見られる症状(進行パターン)

AGAの進行パターンは大きく4つに分けられます。頭頂部から円形に薄くなっていく「O型」。額の生え際から薄くなる「M型」。額の生え際と頭頂部の両方から進行する「MO型」。額の生え際が全体的に後退していく「U字型」。主にこの4パターンがあります。ちなみにアジア人は、欧米人に比べると「O型」のパターンが多いといわれています。

前髪を下ろしている方の場合、髪の毛で頭皮が隠れるため、M型の症状に気づきにくくなります。一度、髪の毛を上げて確認してみることをおすすめします。

ちなみに、AGAでは側頭部と後頭部の毛髪だけが残るケースもよくあります。なぜ、側頭部や後頭部にだけ毛髪が残るのかというと、それにはDHTと結合する毛母細胞の受容体が関係しています。

額の生え際や頭頂部の毛母細胞にある受容体とDHTが結合したときに、毛髪の成長が阻害されてしまいます。しかし、側頭部と後頭部の毛母細胞にはこの受容体がほぼ存在しないため、DHTが結合することができず、毛髪の成長が阻害されることもほとんどないのです。

AGAの治療方法

ここからは、AGAの治療方法を解説します。「AGAかもしれない……」とお悩みの方は、以下の治療方法に目を通しておきましょう。

AGAは、皮膚科やAGA専門クリニックで治療を受けることができます。病院では、診察後に投薬治療を実施するのが一般的です。投薬の目的は、「髪の毛を増やすこと」と「薄毛・抜け毛を防ぐこと」の2つです。

各治療法にかかる費用や特徴は、以下のとおりです。

治療法(薬名) 費用(1ヶ月あたり) 特徴
ミノキシジル 約14,000円 ・発毛を促す
フィナステリド・デュタステリド 約35,000円 ・薄毛・抜け毛を防止する
HARG療法 約80,000円 ・発毛・育毛が期待できる

投薬治療においては、発毛を促す「ミノキシジル」という外用薬がよく処方されます。ミノキシジルは血行促進や、髪の毛を生やす成長因子の分泌を促す効果が期待できる薬です。

一方、薄毛・抜け毛を防止してAGAの進行を遅らせることを目的に処方されるのが、「フィナステリド」と「デュタステリド」という内服薬です。フィナステリド・デュタステリドを服用することで、5αリダクターゼの作用を阻害し、テストステロンと5αリダクターゼが結合しDHTに変換されるのを回避することができるため、薄毛・抜け毛の防止につながります。

現状維持の場合は「フィナステリド」、「デュタステリド」を服用し、発毛を求める場合はミノキシジルを使う、あるいは両者を併用するなど、症状に合わせて投薬治療をおこなうことになります。

加えて、病院では「HARG療法」を受けることもできます。HARG療法とは、毛髪の成長因子を頭皮に直接注射する施術のことです。発毛・育毛が期待できますが、費用が高額というデメリットがあります。また、必ずしも効果が保証されている治療法ではないという点には留意する必要があります。

病院での治療期間は、3ヶ月~6ヶ月ほどが目安とされていますが、なかには、約1年かけて治療する病院もあります。治療期間は治療費の総額にも影響するため、事前に確認しておくことをおすすめします。

また、治療費は病院や目的によって、かなり変わってきます。例えば、AGAの進行を遅らせるのが目的の場合は毎月14,000円程度。発毛を目的にする場合は毎月35,000円程度。そして、先ほど紹介したHARG療法を希望する際は、毎月8万円以上かかるケースもあります。

まとめると、病院では専門医のもと有効性の高い治療を受けることが可能です。しかし一方で、費用が高額になりやすいため、あらかじめ複数の病院の治療費をしっかりと比較検討するべきでしょう。

10代・20代からでも始められる!AGA予防策3選

AGAは、10代・20代だからといって必ずしも安心というわけではなく、最近では若い方が発症するケースも一定数確認されているような身近な脱毛症です。

ここでは、10代・20代の若いうちからでも始められるAGA予防策3選を紹介します。若いうちに薄毛がはじまっても、進行を抑制することで髪の量や質をある程度維持することができます。将来の健康な頭髪維持のために、今できることをコツコツと積み重ねていきましょう。

薬用シャンプーを使う

毎日できるケアとして大事なのがシャンプーです。薄毛や抜け毛が気になる方はシャンプーにこだわってみてもよいでしょう。シャンプーは、頭皮の汗やホコリ、毛穴に詰まったスタイリング剤などを落とし、頭皮環境を改善するのに役立ちます。

頭皮ケアには、肌に優しい低刺激のアミノ酸系シャンプーがおすすめです。一方、石油系の界面活性剤入りシャンプーは、泡立ちがよいので気持ちよく洗髪できますが、刺激が強く地肌や毛髪にダメージを与えてしまうリスクがあります。

薄毛や抜け毛を予防するには、低刺激な薬用シャンプーを使用するとよいでしょう。薬用シャンプーなら、洗浄による抗菌作用、血行促進などプラスアルファの効果が期待できるものもあります。

〇「ポリピュア スカルプシャンプー」は低刺激性の薬用シャンプー

薬用シャンプーの「ポリピュア
スカルプシャンプー」なら、頭皮の汗やホコリ、毛穴に詰まったスタイリング剤などを落とすだけではなく、汚れの再付着を防いでくれます。頭皮状態の悪化は発毛・育毛に悪影響を与えかねないので、常に清潔に保つことが大切です。

また、「ポリピュア スカルプシャンプー」はノンシリコンタイプのシャンプーです。シリコンシャンプーよりも髪や頭皮へのダメージを抑えられるので、低刺激性にも優れています。

そのほか、シャンプーを利用した薄毛対策についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

「育毛シャンプーではじめる薄毛対策!頭皮環境との関係から選び方まで徹底解説」

サプリメントを飲む

質のよい髪の毛を作るには、たんぱく質、亜鉛、ビタミン群等の栄養素を摂取する必要があります。毎日の食事で必要な栄養を補給するのが一番ですが、サプリメントで足りない栄養素を補うのも対策の1つです。

最近では、育毛サポート用のサプリメントなども販売されています。「ノコギリヤシ」の成分が配合されているサプリメントなどが、その一例です。

ノコギリヤシは、アメリカに自生するヤシ科の植物で、5αリダクターゼの働きに作用する成分として注目を集めています。ただし、いずれの場合でも、大量に摂取することは止めましょう。たくさん飲めば効果が上がるというものではありませんから、記載された摂取量を守って継続的に使用することが大切です。

育毛ケアサプリメントの成分や効果、飲み方について知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

「育毛ケアサプリって効果はあるの?含まれている成分や効果的な飲み方について解説」

育毛剤・発毛剤を使う

抜け毛や薄毛の予防のために育毛剤を利用するのもおすすめです。生え際や頭頂部が寂しくなってきたと感じたら、育毛剤を使い始めましょう。

すでに抜け毛や薄毛が気になっている方は、発毛を促進するために発毛剤を使用するのもおすすめです。すでに生えている髪を維持する効果もあるため、抜け毛や薄毛の進行を抑えることもできます。

このように、育毛剤・発毛剤はそれぞれ違うアプローチで抜け毛や薄毛の対策を行うため、自身の頭皮環境や気になるトラブルに合わせて使い分けてみてください。

ただし発毛剤を使用する場合は、副作用のリスクに注意が必要です。発毛剤は「医薬品」に分類されており、抜け毛や薄毛を治療するための有効成分が含まれているため、育毛剤と比べると副作用が出やすい可能性があります。

副作用が気になる場合は、まずは医薬部外品の育毛剤から使ってみるのもいいでしょう。

育毛剤というと、すでに抜け毛や薄毛がはっきりと進行している方が使う印象を持つかもしれませんが、フサフサの方が使っても問題はありません。むしろ、抜け毛の予防の一つとしておすすめです。

育毛剤には、血行促進に着目したもの、頭皮の炎症やふけを抑制するもの、男性ホルモンの働きを抑えるものなど、さまざまな種類があります。育毛剤を買う前に、まずは自分の抜け毛や薄毛がどのような原因で引き起こされているのか把握しておくことが大切です。

例えば、男性ホルモンが原因で症状が出ている場合、頭皮の炎症やふけを抑制するタイプの育毛剤を購入しても、思ったような効果が得られないかもしれません。さらに、育毛剤の成分に関しても多ければよいというものではありません。

仮に、10種類の成分が配合されていても、自分の肌や皮膚に合わないことがありますし、逆に1種類や2種類の成分しか配合されていない育毛剤でも、はっきりとよい結果が出ることはあります。配合されている成分にはどんな効果があるのか、きちんと確認しましょう。

ちなみにアルコールが多量に含まれているなど刺激の強いタイプの育毛剤を使うと、体調や体質によって頭皮に炎症が起きてしまうこともあります。

〇「ポリピュアEX」は5つの有効成分で発毛を促進

「ポリピュアEX」は5つの有効成分(ニンジンエキス、センブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、パントテニルエチルエーテル、塩酸ジフェンヒドラミン)を配合し、脱毛の予防、育毛、発毛促進など効果が期待できる育毛剤です。

また、バイオポリリン酸をはじめとした保湿成分を配合しており、育毛剤による頭皮への刺激を抑えつつ利用できる商品です。

また、「ポリピュアEX」は最低でも6ヶ月以上使用しないと効果を実感しにくい商品ですが、「定期お届けコース」や「複数本セット」などを展開しており、続けやすさにも配慮しています。

育毛剤を選ぶ際は、低刺激でありながら、同時に自分が求める効果が望めるものを探してみてください。

AGAを見分けるには?自宅でできるセルフチェック法

自分がAGAかどうか確かめたいときに手っ取り早いのは、角額と頭頂線の距離をはかる方法です。角額とは、額の生え際の端で、こめかみの上に位置する部分のこと。頭頂線とは、耳の穴とその上の頭頂を結んだ線のことです。

AGAでない方は、角額の生え際が後退していないので、角額は頭頂線よりも前に位置しているはずです。しかし、AGAが進行すると、生え際が後退するため、耳の穴から上に伸びる頭頂線と生え際の位置が接近することになります。

この角額の先端(生え際)が頭頂線の前方2cm~3cmを超過して退行していた場合、AGAの可能性が高いと考えられます。鏡を見ながら、チェックしてみてください。

あるいは、「親族に薄毛の方がいる」、「枕元に落ちる髪の毛が、以前よりも細く短くなった」「以前に比べて抜け毛が増えた」、「頭頂部の地肌が透けてみえるようになった」。こういったときも、すでにAGAが進行している可能性が考えられます。

AGA以外に考えられる薄毛の原因

AGA以外にも、薄毛の原因となりうる皮膚疾患や脱毛症があります。皮膚疾患については、症状の1つに薄毛があるというよりも、皮膚疾患が引き起こす炎症による頭皮環境の悪化が薄毛の原因となることが一般的です。

以下では、それぞれの症状や原因などについて紹介します。

疾患名 原因 (脱毛以外の)症状 特徴
脂漏性皮膚炎 ・睡眠不足
・ストレス
・マラセチアの繁殖
・かゆみ
・フケ(黄色味を帯びて湿り気がある、もしくは乾燥したうろこ状)
頭皮や顔、耳の後ろなど、皮脂分泌が多い部分に湿疹が出る
皮脂欠乏性湿疹 ・加齢による皮膚分泌の低下に伴う皮脂の乾燥 ・かゆみ
・かぶれ
・刺激に対して通常より敏感になる
・乾燥していて角質のはがれが目立つ
・皮膚がひび割れて赤みがある
円形脱毛症 ・ストレス
・内分泌異常
・自己免疫疾患
・脱毛 ・脱毛部位が円形
分娩後脱毛 ・エストロゲン分泌量の急激な変化 ・脱毛 ・出産から2ヶ月~3ヶ月ほどで見られる
・半年~1年で自然に治る
牽引性脱毛症 ・頭皮や髪が強く引っ張られる・負担がかかる ・脱毛 ・女性に多い
・生え際や分け目に多い

このように、薄毛はAGA以外の原因で引き起こされることもあります。上記の皮膚疾患や脱毛症が関係していると考えられる場合も、早めの対策のほか、医療機関の受診も検討しましょう。

AGAで見られるお悩み(Q&A)

ここまで、AGAについて解説してきました。最後に、AGAに関するよくある疑問にお答えします。

若くてもAGAは発症する?

AGAは、20代などの若い方でもAGAが発症することはあります。20代・30代の時期は、とくに毛母細胞の働きを抑制するDHTの分泌が盛んになりますし、思春期以降、早ければ20代前半から毛髪の軟毛化が進行することもあります。

日本皮膚科学会によると、20代のAGA発症頻度は10%です。つまり、10人に1人の割合でAGAを発症する可能性があるのです。

放っておくと、AGAはどんどん進行しますから、少しでも「髪の毛が薄くなってきたかも…」と感じたら早めに対策を講じるべきといえます。

AGA治療において副作用はある?

確率は低くすべての人に起こるとは限りませんが、AGAの治療薬を服用して副作用が生じることはあります。例えば、ミノキシジルでは、頭皮のかゆみ、かぶれ、ふけ、頭痛、めまい、胸の痛み、手足のむくみ、体重増加、精神的に不安を感じるなどの副作用が起こることがあります。

また、AGA治療に使用される主な成分であるフィナステリドやデュタステリドでは、性欲減退、勃起機能不全などの副作用があります。いずれにしても、少しでも異常が確認された場合はすぐに使用を止めて、医師や薬剤師に相談してください。

女性にもAGAは見られるの?

女性でもAGAを発症することはあります。女性型AGAのことを、女性男性型脱毛症(FAGA)と呼びます。髪の毛を育てるエストロゲンという女性ホルモンが減少することによって起こるのがFAGAの特徴です。

男性のAGAでは、生え際や頭頂部など局所的に症状が進行していきますが、FAGAでは全体的に髪の毛が薄くなっていきます。また、男性のAGAに比べて、進行するスピードが遅いのも特徴の1つです。

AGAとは症状や原因が異なっていることが判明したため、現在では「FPHL(Female Pattern Hair Loss)」と呼ばれることもあります。

対策としては、女性ホルモンが回復できるような食事を摂る、睡眠時間を十分に確保するなどの方法が考えられます。気になり始めた方は、一度専門医に相談することをおすすめします。

AGAによる薄毛を隠したい!

AGAによる薄毛のうち、特に頭頂部や生え際の薄毛については、髪型を見直すことで目立たないようにできます。

男性ならソフトモヒカンやベリーショート、七三分け、女性ならシニヨンヘアなど、さまざまなおしゃれな髪型でカバーできるので、以下の記事を参考にしたうえで、美容師の方に相談してみてはいかがでしょうか。

「髪型から考える薄毛対策!男性・女性別におすすめヘアスタイルをご紹介」

通販で買えるAGA治療薬は効果があるの?

本来、AGAの治療効果を持つ有効成分であるフィナステリドやデュタステリドを含む薬の入手には、日本だと医師の診察を受けたうえで処方してもらう必要があります。つまり、日本で正規に認可されているフィナステリド・デュタステリド治療薬は市販されていません。

通販で買える同様の治療薬は、日本では正規に認可されていない海外から仕入れられたものが含まれている可能性があります。有効成分の配合量が少ない、効果が強すぎるなどの偽物が手元に届くリスクもあるので、容易に使用しない方が良いでしょう。

AGA(男性型脱毛症) かな?と思ったら早めの相談・対策を心掛けましょう

本記事では、「AGAとは」から始まり、原因・症状、治療方法、セルフチェック法までAGAについて幅広く解説しました。AGAで大事なのは、早め早めの対策です。「なんとなくボリュームがなくなってきたな」、「なんとなく髪の毛が細くなってきたな」など、「なんとなく」異変を感じた時点で、AGAは進行している可能性があります。

AGAの疑いがあるときは、専門医のもとで治療を受けるのもよいですし、病院へ行く費用が気になる場合は、まずはシャンプーを見直したり、育毛剤を使ったりするのもよいでしょう。上述のとおり、シャンプーでも育毛剤でも、頭皮にダメージを与えない低刺激タイプがおすすめです。