突然ですが、シャンプーを購入する時はどのようなこだわりを持って選んでいますか?
洗浄力や配合成分を気にしながらシャンプーを選ぶことは、薄毛対策の第一歩にもなります。抜け毛が気になる方、薄毛が進行してきたという方は、普段使っているシャンプーの見直しから始めてみましょう。
本記事では、シャンプーの洗浄力が頭皮にもたらす影響力から、薄毛が気になる方のためのシャンプーの選び方まで解説していきます。「もしかしてシャンプーが合っていないかも」という方は、ぜひ参考にしてください。
シャンプーが頭皮環境悪化の原因?洗浄力と頭皮の関係性を解説
髪についた汚れを落とし、清潔に保つためのシャンプー。そんなシャンプーが頭皮環境悪化の原因になる可能性があることをご存知ですか?
洗浄力の強いシャンプーは、適正量を超えた使い方をしてしまうと頭皮の油分を必要以上に洗い落とし、乾燥状態を招くことがあります。シャンプーで汚れを落として清潔に保つことも重要ですが、頭皮の油分はある程度必要なので、シャンプーを選ぶ時は洗浄力の強さも考慮しなければいけません。薄毛が気になり出したら、シャンプーを変えてみるのも1つの方法です。
頭皮環境が悪化するとフケが出やすくなったり、髪の生成を妨げたりと、さまざまなトラブルを招きます。健康的な髪を生成するためには、頭皮環境の整備は重要なポイントです。
薄毛対策のひとつとなる「育毛シャンプー」について解説
市販のシャンプーのなかには「育毛シャンプー」に分類される商品が存在します。育毛シャンプーとは、健康な髪が育つように頭皮環境を整えるためのシャンプーのことです。さまざまな成分により、かゆみやフケなどの頭皮トラブルを予防・改善して頭皮環境を整えることでヘアサイクルを正常に保つことが期待できるため、薄毛対策として有効です。
育毛シャンプーとして販売されている製品に含まれる代表的な成分としては、以下のようなものがあげられます。
成分 | 効果 |
---|---|
グリチルリチン酸ジカリウム | ・抗炎症・抗菌作用を持ち、肌荒れを防止 |
イソプロピルメチルフェノール | ・低刺激 ・殺菌・消臭効果 |
センブリエキス | ・抗炎症作用 ・抗酸化作用 ・育毛促進 |
イチョウ葉エキス | ・抗酸化作用 |
ビタミンE | ・育毛促進 ・抗炎症作用 ・抗酸化作用で頭皮の健康を維持 |
育毛シャンプーを購入するときは、これらの成分が配合されているかで選んでみると良いでしょう。
育毛シャンプーに含まれる「薬用シャンプー」とは?
育毛シャンプーのなかには、配合されている成分によって「薬用シャンプー」と呼ばれるものがあります。
薬用シャンプーとは厚生労働省が認めた有効成分が含まれている医薬部外品です。医薬部外品とはある一定の効果が期待できる有効成分が含まれている商品を指すものであり、医薬品と化粧品の中間的な分類にあたります。
例えば、以下のような成分が有効成分にあたります。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- イソプロピルメチルフェノール
- ピロクトン オラミン
- グリチルリチン酸2K
- エチニルエストラジオール
薬用シャンプーには以下の効能、または効果が期待できるので、頭皮環境を整えたい方におすすめの商品といえます。
- ふけ、かゆみを防ぐ
- 毛髪、頭皮の汗臭を防ぐ
- 毛髪、頭皮を洗浄する
- 毛髪、頭皮をすこやかに保つ(または毛髪をしなやかにする)
「毛髪のケアを考えたいが、副作用のリスクは抑えたい」という方は、育毛剤・発毛剤を検討する前に、薬用シャンプーによる頭皮環境の改善を検討してみましょう。
薄毛が気になる人のシャンプーを選ぶ3つのポイント
シャンプーと一言でいっても薬用と非薬用含め、さまざまなタイプが流通しています。どれが良いのか分からず、なんとなく選んでしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここからは、薄毛が気になる方がシャンプーを選ぶ時に注目してほしい3つのポイントを紹介していきます。
- 頭皮が乾燥気味の人は「保湿成分配合シャンプー」を選ぶ
- 皮脂が少ない女性は「アミノ酸系シャンプー」を選ぶ
- シリコンの有無で選ぶ
それぞれのポイントが持つメリットについて、詳しく見ていきましょう。
頭皮が乾燥気味の人は「保湿成分配合シャンプー」を選ぶ
乾いたフケが出る、頭皮がかゆい方は、すでに頭皮の乾燥がある程度進行している可能性があります。このように頭皮が乾燥気味の方は、保湿成分を配合したシャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
頭皮の乾燥はフケやかゆみの元となるだけでなく、髪の成長を抑制する原因にもなるため、薄毛が気になっている方にとっては死活問題です。そこで、保湿成分が配合されたシャンプーを使い、頭皮や毛髪のうるおいを保ちながら頭皮の汚れや余分な皮脂を落とすことを心がけてみましょう。
なお、シャンプーに配合されている主な保湿成分は、以下の通りです。
- アミノ酸類
- ヒアルロン酸
- グリセリン
- スクワラン
- 植物エキス
- セラミド
- コラーゲン
頭皮の保湿を重視してシャンプーを選ぶ場合には、成分表などに上記の成分が記載されているか確認してみてください。
皮脂が少ない女性は「アミノ酸系シャンプー」を選ぶ
女性は男性よりも頭皮の油分が少なく乾燥しやすい傾向があります。そこで、洗浄力が抑えられたアミノ酸系シャンプーを選んでみてはいかがでしょうか。
シャンプーには以下のような3つの種類があり、それぞれで洗浄力が異なります。
シャンプーの分類 | 特徴 |
---|---|
アルコール系シャンプー | 洗浄力が強く、比較的安価である |
石鹸系シャンプー | 天然石鹸の成分を使用しており、洗浄力が強い |
アミノ酸系シャンプー | 上記2種と比べて洗浄力が控えめであり、頭皮に優しい |
洗浄力の強いシャンプーを適正量以上使用してしまうと、必要な油分まで洗い落とし、バリア機能が低下する可能性があります。その点、アミノ酸系シャンプーは洗浄力が控えめである分、頭皮への負担を抑えることができます。
アミノ酸シャンプーを使う際には、頭をお湯で洗い流す「予洗い」を交えつつ洗うことで、シャンプーの洗浄力をしっかりと発揮させることができます。
シリコンの有無で選ぶ
シリコンは酸素とケイ素と有機基からなる有機化合物で、調理器具などにも使われている安全性の高い人工成分です。シャンプーに含まれているシリコンは、すすぎの際の髪同士の摩擦を軽減したり、髪をコーティングしてツヤを与えたりする作用があります。
しかし、シリコンを使いすぎると、地肌にシリコンが残留し、頭皮や髪にダメージを与えてしまう可能性があります。少しでも頭皮環境の悪化を防ぎたいという方は、シリコンを含まないシャンプーである「ノンシリコンシャンプー」を検討してみましょう。
迷った時は「ポリピュア スカルプシャンプー」がおすすめ!
シーエスシーの「ポリピュア スカルプシャンプー」は、薄毛に悩む方に向けて開発されたノンシリコンの薬用シャンプーです。4つの有効成分が含まれており、頭皮や髪の毛に一定の効果があります。
- ピロクトンオラミン(フケ・かゆみ抑制)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
- サリチル酸(抗炎症)
- トコフェロール酢酸エステル(血行促進)
「ポリピュア スカルプシャンプー」は育毛を妨げる要因となる毛穴の汚れに注目して作られたシャンプーとなっており、詰まった頑固な皮脂やスタイリング剤をしっかり落とし、頭皮環境を清潔に整えます。
また、保湿効果を持つ24種類の植物エキスが頭皮にうるおいを与え、毛髪や頭皮をすこやかに保ちます。毛髪や頭皮、毛穴の洗浄と併せて、毛髪や頭皮のケア効果も期待できるほか、刺激性を考慮し、頭皮への負担を抑えたスカルプシャンプーとなっています。
また、ネット通販では定期コースも用意されており、お得かつ気軽に長期的な頭皮ケアに取り組むことができます。育毛剤「ポリピュアEX」とともに、薄毛対策の選択肢のひとつとして検討できる商品となっています。
シャンプーの見直しは薄毛対策につながる!
シャンプーは商品ごとに洗浄力や配合成分が異なるため、自身の頭皮環境に合わせたシャンプーを選ぶことが大切です。薄毛に悩む方は、有効成分が含まれる薬用シャンプーや、頭皮への影響が少ない傾向にあるノンシリコンシャンプーを選んでみましょう。
ちなみに、シャンプーで清潔になった頭皮に育毛剤を塗布すると、成分が角質層に浸透しやすくなり、効率良く育毛ケアができます。本格的な薄毛対策を考えている方は、薬用シャンプー「ポリピュア スカルプシャンプー」と、育毛剤「ポリピュアEX」の併用もぜひご検討ください。