育毛剤は高校生でも使えるのか、そもそも高校生の薄毛に育毛剤は効果的なのかを知りたいという人は多いのではないでしょうか。高校生の薄毛は主に生活習慣が原因とされていますが、生活を変えてみても薄毛が改善されない場合は、高校生でも安心して使える育毛剤を使用するのもひとつの方法です。
この記事では、高校生の薄毛の原因や改善方法、高校生向けの育毛剤の選び方について詳しく解説していきます。
高校生の髪が薄くなる原因
薄毛の悩みは大人のものと思われがちですが、高校生であっても
- 髪の密度が減る
- 頭頂部の頭皮が目立つ
- 抜け毛がひどい
というような薄毛の特徴が出る人も見られます。薄毛の原因としては、男性型脱毛症のAGAの他に、ストレスや睡眠不足、間違ったヘアケアなどが挙げられますので、髪が少なくなった、抜け毛が気になりだしたという人は、まずは自分の生活を見直してみることが大切です。
それでは、高校生の薄毛の原因をそれぞれ詳しくみていきましょう。
AGA(男性型脱毛症)
このAGAは成人薄毛の原因としてよく知られていますが、年齢を問わず発症するため、高校生でもAGAになってしまう場合があります。特に10代から20代前半で発症するケースは「若年性脱毛症」と呼ばれており、珍しいことではありません。
AGAの原因として、ホルモンのバランスが大きく変化することによって、発毛のサイクルが乱れてしまうことが挙げられます。
中学生から大学生までは成長期にあたるため、AGAの原因のひとつとされている男性ホルモン「テストステロン」がたくさん分泌されます。このテストステロンが脱毛酵素と結びつくと、薄毛を促進する作用がある「ジヒドロテストステロン」というホルモンになり、髪が抜ける、細くなる等の薄毛の原因になってしまうのです。
AGAの初期症状としては
- 抜け毛の量が増えた
- 髪質が柔らかく変化してきた
- 髪の毛のハリがなくなった
という3点が挙げられますので、当てはまっていないか確認してみましょう。
AGAでは「放っておくとどんどん進行する」という特徴があり、症状が進行すればするほど元の状態に戻すのが難しくなりますので、症状が軽いうちにできるだけ早く対策を始めることがポイントになります。
特に10代から20代前半の薄毛の場合は、年配のAGAに比べて、対策次第で薄毛が改善しやすいと考えられています。
AGAが原因と考えられる場合は、薄毛を放っておかず、できるだけ早く適切な対処をしましょう。
ストレスや疲労
高校性は勉強時間や部活動の時間が増えるため、中学生に比べてストレスや体の疲れが貯まりやすくなります。ストレスがたまるとホルモンバランスが崩れやすくなり、皮脂の過剰な分泌が起こって頭皮に湿疹ができ、毛穴が詰まってしまいます。結果、髪が細くなって切れ毛や抜け毛が増えてしまうことがあるので注意が必要です。
また、ストレスで逆に頭皮が乾燥すると頭皮のバリア機能が低下して毛根にダメージを与え、薄毛の原因となります。
ストレスは皮脂過多や乾燥などの頭皮トラブルの原因になりますので、適度に息抜きをするなどしてストレスを溜めないようにしましょう。
睡眠不足
睡眠不足になると、睡眠時に多く分泌される成長ホルモンが不足し、薄毛の原因になります。
成長ホルモンは体だけではなく、髪や肌、爪などの形成に深く関わっており、「アミノ酸の吸収率を上げ、たんぱく質の合成を促す」という作用があります。
髪はほとんどがたんぱく質で作られているので、成長ホルモンが分泌されればされるほど丈夫で健康な髪になります。
遺伝
薄毛の原因が遺伝という場合もあります。
薄毛を誘発してしまうような生活習慣を改善し、頭皮の状態を健やかに保つことができれば、遺伝的に「薄毛になりやすい体質」であったとしても、薄毛にならずにすむ場合も多くあります。
スマホの使いすぎによる頭皮の血行不良
高校生はスマホを使った勉強・ゲーム・SNSなどをする時間が長く、液晶画面から出る「ブルーライト」を長時間見ることになるため、眼精疲労になりやすい傾向があります。
目が疲れると首や肩がこり、頭皮への血流が悪くなって栄養が行きわたらないため、毛が細くなって髪が抜ける原因になりますので注意しましょう。
シャンプーが合わない
シャンプーが合わないと頭皮トラブルが起こり、薄毛の原因になることがあります。頭皮がかゆい、フケが出るという場合は、シャンプーを替えてみることをおすすめします。
シャンプーの種類は、主に3つありますので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
アルコール系シャンプー
一般的なシャンプーはアルコール系シャンプーとなっており、洗浄力が強いこと、比較的安価なことが特徴です。頭皮が脂っぽい人は、しっかりと洗えるこのタイプがおすすめです。
石鹸系シャンプー
天然の石鹸の成分を使ったシャンプーです。自然派の人にはおすすめで汚れも比較的よく摂れるのですが、洗ったあとの髪がきしむというデメリットがあります。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、洗浄力が弱く、頭皮に優しいという特徴があります。しっかりと汚れを取るために「予洗い」を念入りに行うようにしましょう。価格は比較的高めとなっています。
ドライヤーの使いすぎ
髪を洗ったあとに髪と地肌を乾かすことは頭皮を健康に保つために大切ですが、間違ったドライヤーの使い方をしていると、かえって薄毛を進行させてしまうことがあります。
ドライヤーを当てすぎて頭皮が赤く炎症を起こすと、毛根の力が弱くなって正常なヘアサイクルが乱れ、通常よりも早い段階で髪の毛が抜けてしまうことがありますので注意が必要です。また、ドライヤーの熱で髪の毛がダメージを受けると髪が細くなり、髪全体のボリュームが落ちて髪の毛が少なくなったような印象を与えます。
最初にタオルドライをしっかりと行い、ドライヤーをあてる時間を最小限にするようにしましょう。ドライヤーは髪から30センチ以上は話して、熱風が一か所に当たり続けないようにすることがポイントです。8割ほど乾いたら、熱風から冷風に切り替えることで髪の毛を乾燥から守ることができます。
ワックスの過剰使用による毛穴の詰まり
高校生は外見やファッション、髪型を気にする年ごろのため、ついつい髪にワックスをたくさんつけてしまいがちです。しかし、ワックスが頭皮についてしまうと毛穴が詰まり、薄毛の原因になることがあるため注意が必要です。
ワックスは少量をまず手のひらに伸ばし、頭皮につかないように慎重に使用しましょう。
その日のうちに髪を洗わない
高校生は夜遅くまで勉強やスマホをしていることも多く「お風呂に入らず翌朝のシャワーで頭を洗う」という人も多いかもしれません。
しかし、健康な頭皮を保つためには、その日のうちに髪を洗い、汚れをしっかりととっておくことが大切です。特にワックスなどの整髪料をつけている人は、その日のうちにきちんとシャンプーをするようにしましょう。
高校生でもできる薄毛・抜け毛対策・予防法
高校生の薄毛は日頃の習慣が原因のことも多いため、まずは薄毛対策として、毎日の生活習慣の見直しを行うことが大切です。
ここでは薄毛対策法を紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
正しい方法でシャンプーをする
薄毛や抜け毛を防ぐためには、以下のように正しい方法でシャンプーをすることが大切です。予洗いと最後の流しを念入りに行うことがポイントとなっています。
- ぬるま湯を使って、しっかりと予洗いをする(1分~1分30秒)
この予洗いで髪の毛や頭皮の汚れの約7割を落とすことができ、シャンプーの泡立ちも良くなります。 - シャンプーの使用量に注意して洗う
シャンプーの量は、髪と頭皮の汚れ具合や、髪の量、長さ等によっても異なりますが、頭皮と髪全体に行き渡って十分に泡立つ量が目安です。まず両手でざっくりと泡立てたあと、頭皮をマッサージするように洗うことで血行が良くなり、健康な毛の育成につながります。 - しっかりと流す
頭皮にシャンプー剤が残っていると頭皮トラブルが起こり、健康な髪が生えにくくなったり、フケやかゆみの原因になったりします。たっぷりと時間をかけて丁寧に流すようにしましょう。 - リンスは頭皮につかないようにつける
髪の痛みが気になる人はリンスを使っても良いですが、頭皮につかないようにしましょう。
もちろん、リンス剤が残らないようにしっかりと流すことが大切です。 - 頭皮をしっかりと乾かす
シャンプーの後は髪を完全に乾かしましょう。頭皮が湿ったまま寝てしまうと、雑菌が繁殖する原因になります。
また、髪のキューティクルと呼ばれる部分が開いてしまい、髪の毛がパサパサになるなどのトラブルも発生します。頭皮のためにも、健康な髪のためにも、シャンプー後はしっかりと乾かすようにしましょう。
お風呂で頭皮マッサージをする
お風呂で頭皮マッサージを行うと頭皮の血行を良くなって髪に栄養が行きわたり、抜け毛や薄毛になりにくくなります。
シャワーだけではなく湯船にしっかりつかり、頭皮のマッサージを毎日行いましょう。頻繁にマッサージをすることで頭皮が柔らかくなり、状態の良い毛が生えてきやすくなります。
適度な運動で血流アップやストレス発散をする
薄毛予防には適度な運動も効果的です。運動をすると全身の筋肉を動かすことになるため、体全体の血流が良くなり、頭皮の血流アップにもつながります。また、運動はストレス解消にも役立ちますので、ストレスによる血管の収縮を防ぐ効果もあります。
勉強が忙しくて運動する時間がないという人、そもそも運動が苦手で好きではないという人は、以下のような簡単な方法を取り入れてみてください。
- 学校や最寄り駅の1駅手前で降りて歩く
- エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う
- 自宅から最寄り駅まで自転車や徒歩で行く
- テレビを見ながらスクワットやストレッチをする
血流を改善するためには激しい運動を短時間行うのではなく、軽めの運動を毎日継続して行うことが大切です。これらの運動をできるだけ日常生活に取り入れましょう。
バランスのとれた食事を摂る
薄毛の予防には、バランスの良い食事を摂ることも大切です。インスタントフードやファーストフード、揚げ物などで油分を摂りすぎると、頭皮が脂っぽくなって詰まり、抜け毛の原因になってしまいます。
髪に良い3大要素とも呼ばれている
- たんぱく質(肉や魚、卵、乳製品)
- 亜鉛(レバーや牡蠣)、
- ビタミン類(野菜、レバー、大豆)
をよく摂るようにし、野菜もしっかりと食べてバランスの良い食事をするようにしましょう。
睡眠時間の確保
太くてしっかりした髪の毛を育てるには、成長ホルモンが重要です。成長ホルモンは22時から2時までの間に分泌されるとされていますので、その間にしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
育毛剤の利用
高校生の薄毛には、育毛剤の利用もおすすめです。10代から発症する薄毛には育毛剤が効果的とされており、早く使えば使うほど薄毛の改善が期待できます。
発毛剤には「未成年に使用してはいけない」とされている成分が含まれているため高校生は使用できません。
高校生が育毛剤を利用する際の注意点と選び方
高校生が育毛剤を利用するときには、どのような点に気を付けて選べば良いのでしょうか。
育毛剤を選ぶ際の注意点について紹介します。
発毛剤(医薬品)は使用NG
発毛剤は医薬品であり、未成年に使ってはいけない成分(プロペシア・ミノキシジル・デュスタリド)が含まれているため、高校生は使用することができません。これらの成分は男性ホルモンの働きを抑え、性欲減退や精子減少、性器の発達に悪影響を及ぼすことがあるからです。
育毛剤であれば未成年にも使用できる成分しか含まれていないため高校生でも安心して使用することができます。
アルコールが少ないものを選ぶ
高校生が使う育毛剤は、アルコールが少ないものを選びましょう。
10代の頭皮はとても柔らかいため、アルコールが多く含まれる育毛剤を使うと乾燥肌になったり、地肌が炎症を起こしたりすることがあります。ドラッグストアで買えるような、比較的安価な育毛剤はアルコールが多く含まれており、刺激が強いのでおすすめはできません。
使用感や香りが良いものを選ぶ
育毛剤は最低でも3か月から6か月ほど続ける必要がありますので、長く使っても負担にならないような、自分好みの香りや使用感のものを選ぶことが大切です。
匂いが気に入らないと、長く続けるのが嫌になってしまいますし、使い心地が良くないもの、頭皮に合わずひりひりするものなども、長く続けることは難しいといえます。
「ポリピュア」は育毛効果のある5種類の有効成分が含まれていることに加え、頭皮を保湿する成分が含まれており、頭皮の乾燥によるフケも防ぐことができ、使い心地が良いことが特徴です。また、無香料なので、好みに合わないという心配もありません。
使い続けられる価格帯のものを選ぶ
育毛剤は一定の期間使い続ける必要がありますので、途中でやめてしまうことがないように、無理なく続けられる価格帯のものを選ぶようにしましょう。
髪の抜け毛・薄毛が気になる高校生は・・・
薄毛が気になり、生活の改善でも効果が見られない場合は、クリニックへ行き専門医に相談するという方法もあります。近年は薄毛に悩む人が増えているということもあり、脱毛を専門にしているクリニックも増えています。
ただし、費用が高いこと、未成年のAGA治療では内服薬の処方が認められていないことから、クリニックに行っても大人と同じような治療を受けることは難しいといえます。未成年の高校生の間はクリニックではなく、まずは手軽に利用できる育毛剤を使って薄毛の改善を行うことをおすすめします。
高校生が使うな育毛剤ならポリピュアEXがおすすめ
薄毛が気になる高校生はまず日常生活を見直すことが大切ですが、生活改善でも効果が出ない場合は、高校生でも安心して利用できる育毛剤「ポリピュアEX」の利用がおすすめです。
無香料なので、通学前の朝の時間から安心してつけられるという点も、高校生にとって大きな魅力です。若い人の薄毛は早く対処すればするほど進行を止めることができると言われていますので、天然成分がたっぷり配合されていて保湿力があり、誰でも気持ちよく使える「ポリピュアEX」をぜひ試してみてください。