抜け毛の量が多く、このまま放置しても問題ないか心配になっていませんか?あまりにも抜け毛がひどいと、薄毛が進行して手遅れになるのではないかと不安になりますよね。
そこで、本記事では抜け毛が増える原因や抜け毛を抑える薄毛対策についてご紹介します。さらに、抜け毛の量の許容範囲についても説明するので、今の段階で抜け毛が多いのか普通なのか分からない……という人も参考にしてみてください。
その抜け毛の量は許容範囲内?対処すべき抜け毛の量をチェック
そもそも髪の毛は、放っておいても自然に抜けるものです。そのため、対処が必要かどうかを判断するポイントは、抜け毛の有無ではなく抜け毛の量です。
どこまでなら許容範囲内なのか、この場で確認しておきましょう。
正常な抜け毛本数は1日50本~100本
髪の毛には1本1本に、ヘアサイクルというものがあります。ヘアサイクルとは、1つの毛根から髪の毛が生まれて成長し、最後に抜け落ちて、また新たな髪の毛が生まれるという一連の流れです。
このヘアサイクルによって、頭皮に問題がなくても1日に約100本の髪の毛が抜けます。その一方で、約100本が再生しているので、ほぼ一定の毛髪量を保てているのです。
つまり、ヘアサイクルを踏まえて考えると、1日100本以下の抜け毛は「正常の範囲内」、1日100本以上の抜け毛が見られるなら「通常よりも多い」といえます。
毛が抜けやすいタイミング・場所に注目しよう
1日100本以上の抜け毛がある場合は、注意が必要であることが分かりました。しかし、実際にどのくらいの量が抜けているのか、把握するのは難しいですよね。1日の抜け毛の量を数えるのはさすがに難しいので、髪の毛が抜けやすいタイミングと場所に的を絞って確認してみることをおすすめします。
まずお風呂に入る前に、髪の汚れを落とすために軽くブラッシングしてみましょう。クシについている髪の毛やその場に落ちている髪の毛を回収することで、日中に受けたダメージによる抜け毛の量を大まかに把握できます。
その後はいつも通り、お風呂に入り、排水口に溜まった髪の毛を回収します。1日分の抜け毛の量を知りたいので、お風呂に入る前は、排水口に髪の毛がないか確認することも忘れないようにしましょう。
風呂上がりにはドライヤーを行いますが、ドライヤーも抜け毛を確認する重要なタイミングのひとつです。また、就寝中も髪の毛はある程度抜けていきます。抜け毛の本数を把握したいときには、起床時に枕もとに髪の毛が無いかチェックしてみてください。
こうしたタイミングを通して集めた抜け毛を足すと、1日の抜け毛の量をだいたい把握しやすくなります。
薄毛症状を抑制したいなら育毛剤・発毛剤でダイレクトに対策
抜け毛が増えて焦っている人は、育毛剤や発毛剤などを活用して、いったん薄毛の進行に直接対処するのがおすすめです。
生活習慣の見直しやストレスを溜め込まないなど、薄毛の原因となっている根本的なところを改善することも大切です。しかし、育毛剤や発毛剤ならダイレクトに対策できるので、変化を実感しやすいといえるでしょう。
育毛剤と発毛剤の違い
育毛剤も発毛剤も薄毛対策におすすめのアイテムですが、2つには大きな違いがあります。違いを明確にすることで、どちらが自分の悩みに適しているのか判断しやすくなります。
下記の表を参考に、それぞれの特徴を把握し、違いが分かるようにしておきましょう。
比較項目 | 育毛剤 | 発毛剤 |
---|---|---|
分類 | 医薬部外品 | 医薬品 |
使用目的 | 毛を育てる | 毛を生やす |
主な効能 | ・発毛を促進する ・頭皮環境を整える ・抜け毛を予防する |
・男性ホルモン(DHT)の抑制 ・髪の毛を生やす ・抜け毛を防ぐ |
起こり得る副作用 | 頭皮の痒み、かぶれ、フケ、赤み | 頭皮の痒み、かぶれ、フケ、赤み、頭痛、動悸、めまい、手足のむくみ |
抜け毛がひどくても、薄毛症状が大きく進行していないのであれば、育毛剤で頭皮環境をケアすることがおすすめです。一方で、抜け毛と併せて薄毛症状も気になる方は、新たな毛を生やす効果が期待できる発毛剤を使用しましょう。
ちなみに、発毛剤をドラッグストアで購入する際には薬剤師の説明を受ける必要があり、薬剤師不在の時間帯には購入できません。はじめて抜け毛を対策する際には、気軽に買える育毛剤から試してみてはいかがでしょうか。
独自の保湿成分配合の育毛剤「ポリピュアEX」をご紹介
育毛剤にも種類があり、どれが良いのか迷う人は少なくないでしょう。そこでおすすめなのが、医薬部外品の育毛剤「ポリピュアEX」です。
「ポリピュアEX」は、バイオポリリン酸をはじめとした保湿成分を配合し、眠っている毛根に直接働きかけます。さらに、有効成分有効成分を5つ(ニンジンエキス、センブリエキス、パントテニルエチルエーテル、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミン)配合。頭皮環境を整えながら、脱毛の予防・発毛の促進が期待できる育毛剤です。
「ポリピュアEX」は、低刺激にこだわっているところも特徴の1つです。直接頭皮に塗布する育毛剤は、痒みや赤みなどの副作用が出ないか心配になる人もいるでしょう。「ポリピュアEX」は製造過程で、パッチテストやスティンギングテスト、アレルギーテスト、放射性物質検査を実施しており、頭皮にかかる負担にも配慮した育毛剤となっています(※)。
複数のテストで刺激性に配慮している「ポリピュアEX」ですが、実際の使い心地が気になる方へ、使用感に関する口コミをご紹介します。
使用感Good!
もうあきらめかけていましたが、本品は育毛剤にある特有の匂い・ベタつき感がなく気分よく使える商品です。 頭皮に塗布する際のスプレー噴射の感じも気持ちいいです。
555さん(40代)
使用感が気に入りました!
嫌なベタ付き感がないので、皮脂の多い方でも気持ち良く使えると思います。 また、付けた後は髪がふんわりとボリュームアップしているような気がします。
Kenbou1107さん(40代)
気持ちいいです!
風呂上がりに使っています。朝起きたときに、 髪のボリュームがアップしたようなセットになっています。 匂いもきつくないので気に入っています。
購入者さん(年齢不詳)
(※)すべての方にアレルギーが起こらないというものではありません
抜け毛がひどくなる3つの原因とは?
抜け毛がひどくなるのは、何かしらの原因によってヘアサイクルが乱れているからです。考えられる主な原因として、下記の3つが考えられます。
- 生活習慣・食生活の乱れ
- 過剰なストレス
- 頭皮環境の悪化
原因が分かれば、適切な対処法が見えてきます。対処法を把握するために、まずは原因解明に努めましょう。
生活習慣・食生活の乱れ
不規則な生活や偏った食生活は、ヘアサイクルを乱す原因になりやすいです。不規則な生活にもいろいろありますが、例えば睡眠不足が続くと、成長ホルモンがうまく分泌されなくなり、髪の毛の成長を妨げる要因となります。さらに、毛母細胞が分裂活動を十分に行わなくなるので、髪の毛が成長しにくい状況に陥りやすいです。
また喫煙習慣のある人は、ヘアサイクルが乱れやすい傾向が見られます。髪の毛を作る毛母細胞に必要な栄養が届けられなくなり、太くてしっかりとした健康的な髪の毛が生えにくくなるのです。
睡眠不足やタバコ以外にも、運動不足や偏った食生活、過度な飲酒といった習慣がある人はヘアサイクルが乱れている可能性があります。
過剰なストレス
過剰なストレスがかかると、髪の毛の成長(細胞分裂)を指示する毛乳頭の働きが悪くなる恐れがあります。すると、毛母細胞の活動が鈍くなり、髪の毛が十分に育つ前に抜けたり、髪の毛の成長を妨げたり、さまざまな悪影響につながるのです。
またストレスは、頭皮が固くなる原因でもあります。血行が悪くなると頭皮が固くなり、髪の毛の成長に必要な栄養が毛乳頭に行き渡りにくくなります。毛母細胞へ細胞分裂の指示を出しにくくなるので、髪の成長を妨げることになるのです。
頭皮環境の悪化
間違ったヘアケアは頭皮環境を悪化させ、ヘアサイクルを乱す原因になります。
例えば、シャンプーの成分や洗浄力が自身の頭皮環境に合っていないと、炎症や乾燥を招くことがあります。
また、洗髪の回数も頭皮環境に影響を与えます。回数が多すぎると必要な皮脂まで洗い流してしまい頭皮の乾燥を招くほか、洗髪が不足すると皮脂汚れが毛穴に詰まり、髪の毛の成長を阻害する原因となる可能性があります。
抜け毛がひどい時には根本的な原因の解決が大切
育毛剤や発毛剤による直接的なアプローチだけでなく、抜け毛が増えた根本的な原因を解決するための取り組みも必要です。抜け毛の原因は人それぞれですが、主な要因は先述したような「日々の生活の中」に隠れているケースも多いといえます。
生活習慣の見直しは、抜け毛の抑制につながります。ここからは、抜け毛の原因を対策する方法をご紹介します。
生活習慣・食生活を見直して頭皮環境を整える
ひどい抜け毛の原因が、生活習慣や食生活の乱れである場合は、それぞれを見直すことで改善される可能性が高いです。
例えば、睡眠不足が原因なら十分な睡眠時間の確保、偏った食生活が原因なら脂・塩分・糖分・添加物の摂り過ぎに注意しつつ、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
過度な飲酒・喫煙は避ける、1日5分から運動習慣をつけるようにする、就寝前にストレッチを取り入れるなど、「少しずつ改善する」ことを意識すると、習慣を続けやすくなります。生活習慣・食生活の見直しは継続的な取り組みが大切です。長期的に努力して、抜け毛の抑制を目指しましょう。
適度にストレスを発散する
適度なストレスは身体に良い影響をもたらしますが、過剰なストレスはヘアサイクルを乱す原因になります。ストレスは溜め込まず、こまめに発散することで、ヘアサイクルを乱さずに済みます。
ストレスの発散法としておすすめなのが、ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動です。有酸素運動は身体にかかる負荷が少ないので、運動が苦手な人も続けやすいです。また自分のペースで、身体に空気を取り込みながらできるので、ストレス緩和につながります。
運動以外には、頭皮に適度な刺激を与えられるヘッドスパがおすすめです。代謝改善やリラックス効果、頭皮の血行を良くする効果が期待できます。
シャンプーの見直しによる頭皮の保湿、頭皮環境改善
毎日行うシャンプーは、髪や頭皮に大きな影響を及ぼします。そのため、シャンプーの見直しは薄毛対策において、外せないポイントです。
例えば、過度な洗髪は頭皮に負担をかけやすく、炎症や乾燥を招きます。逆に、洗髪不足は毛穴に皮脂や汚れが詰まり、頭皮環境を悪化させる原因です。どちらにも共通して言えるのは、シャンプー頻度の見直しが必要だということ。シャンプーは多くても少なくてもいけません。1日1回を目安に行いましょう。
また使用するのは、一般的なシャンプーよりもスカルプシャンプーや洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーがおすすめです。特に、スカルプシャンプーは頭皮のことを考えて作られているので、頭皮環境を整えるのに適しています。
シャンプー後は頭皮が乾燥しやすいので、育毛剤などで保湿すると良いでしょう。
すこやかな頭皮を維持するなら「ポリピュア スカルプシャンプー」
「ポリピュア スカルプシャンプー」は、薄毛に悩む人に向けて開発されたノンシリコンの薬用シャンプーです。頭皮や毛穴に詰まった余分な皮脂やスタイリング剤を除去し、頭皮環境を整えます。また保湿効果を持つ24種類の植物エキスが頭皮の角質層にうるおいを与え、毛髪や頭皮をすこやかに保ちます。
また「ポリピュア スカルプシャンプー」は、同シリーズの育毛剤「ポリピュアEX」との併用が可能です。汚れや皮脂が除去された頭皮は、育毛剤の成分が行き渡りやすいので、より効果を実感しやすくなるでしょう。
抜け毛がひどい時は頭皮ケアと根本的な原因の解決が必要
抜け毛がひどい時は、何かしらの原因によってヘアサイクルが乱れている可能性が高いです。ヘアサイクルが乱れる原因はさまざまですが、多くの場合は頭皮ケアと根本的な原因の解決が求められます。
まずは育毛剤を試しつつ、できるところから始めてみましょう。生活習慣や食生活に問題はないか、ストレスを溜め込んでいないか、シャンプーは正しく行えているか、この機会に確認してみることをおすすめします。