薄毛対策に良い食べ物とは？効果を高める方法についても徹底解説！

ストレスや老化などが原因で毛髪がうまく生え変わることができず、薄毛に悩んでいる方は少なくありません。本記事では、薄毛対策に良い食べ物と悪い食べ物について解説します。また、食べ方に気を付けたり、運動したりするなど効果が高まる方法も紹介します。薄毛に良い食べ物を知って内側から改善したい方は、ぜひチェックしてください。

薄毛対策に良い食べ物

薄毛対策に良い栄養素は、主に以下のようなものがあります。

タンパク質を含む食べ物
ヨードを含む食べ物
ビタミンを含む食べ物
ミネラルを含む食べ物
コラーゲンを含む食べ物

各栄養素を含む食べ物について説明していきます。

① タンパク質

髪の毛の主成分である「ケラチン」は、18種類のアミノ酸が結合したタンパク分子です。ケラチンは、他のタンパク分子にはほとんど含まれない「シスチン」というアミノ酸を14～18%含んでいます。シスチンは「メチオニン」というアミノ酸から体内で生合成することが可能です。ただし、メチオニンは必須アミノ酸であり、体内で生合成できません。

薄毛対策のためには、これらのアミノ酸を含むタンパク質を摂取することが必要です。具体的には、肉（豚肉・鶏むね肉）、魚（マグロ）、卵を食べると良いでしょう。

② ヨード

ヨード(ヨウ素)は、甲状腺の働きを助け、髪に良いとされています。甲状腺から分泌されているホルモンは、新陳代謝を促す作用が期待でき、皮膚や髪の毛の成長に寄与するといわれています。

そのため、ヨードを多く含んでいるわかめ、昆布、ひじきといった海藻類を食べることをおすすめします。

③ ビタミン

ビタミンAやビタミンEは血行促進作用、ビタミンBは頭皮の新陳代謝を促す作用があるといわれています。

ビタミンAは緑黄色野菜、レバー、うなぎなど、ビタミンEは小麦胚芽、大豆、ごま、アーモンド、緑黄色野菜など、ビタミンBは緑黄色野菜、魚、卵、ナッツ類、小麦胚芽などに多く含まれます。

④ ミネラル

ミネラルの一種である亜鉛は、髪の毛の主成分である「ケラチン」の合成に欠かせません。
また、男性型脱毛症(AGA)の発症に関与しているジヒドロテストステロンは、毛乳頭に存在する5αリダクターゼとテストステロンが結びつくことで生成されますが、亜鉛は、5αリダクターゼの働きを抑制する作用があります。

亜鉛は牡蠣、チーズ、豚レバー、ごま、アーモンドなどに多く含まれています。

⑤ コラーゲン

コラーゲンは、髪の毛のツヤやハリを良くする働きがあるといわれています。

コラーゲンを豊富に含む食べ物は長いも、れんこん、納豆などが挙げられます。

薄毛の原因になる食べ物

薄毛の原因になる食べ物には、以下のようなものが挙げられます。

糖分が多い食べ物
塩分が多い食べ物
動物性脂肪が多い食べ物
発汗作用のある刺激が強い食べ物

それぞれについて、説明していきます。

① 糖分

お菓子、ジュースなどには、多量の糖分が含まれています。
糖分を摂り過ぎると、皮脂の分泌が過剰になって毛穴が詰まり、フケが出やすくなるといわれています。フケが多く出るということは、頭皮環境が悪化しているサインの一つであり、放置しておくと薄毛につながる可能性があります。薄毛にお悩みの方は、糖分の摂取を控えましょう。