「分け目が前よりも目立つような気がする…」
「分け目から薄毛が進行するなんて聞いたことがない…」
このような不安や疑問を抱えていませんか?この記事では、分け目から薄毛が進行するのかを結論付けたうえで、原因と対策について紹介します。
もともと頭皮が見える分け目は、薄毛かどうかの判断が曖昧になりがちです。確信が持てていない方も予防の意味を兼ねてご一読ください。
分け目は盲点!?薄毛のはじまりは生え際やつむじだけじゃない
分け目から進行する薄毛は、生え際やつむじよりも気付きにくい傾向があります。分け目は自分ではチェックしにくく、最初から頭皮が見えているため少々薄くなっても気になりにくいからです。
「前と比べ、分け目が広いような…」と気付いた時には、すでに薄毛が進行している恐れがあります。薄毛がはじまる箇所といえば生え際やつむじが多いので、分け目は盲点になりがちです。
分け目から薄毛が進行すると、髪全体のボリュームがダウンし、老けた印象を与えてしまいかねません。手遅れになる前に原因を把握し、正しい対策をとりましょう。
分け目から薄毛が目立つ5つの原因
分け目の薄毛は性別や年齢を問わず、誰にでも起こりえます。考えられる原因は主に以下の5つとなります。
- 紫外線
- 頭皮に負荷がかかっている
- 睡眠不足
- 乱れた食生活
- 過度なストレス
分け目の薄毛を招くのはなぜなのか? その関連性について詳しく解説します。
原因①紫外線
髪に覆われていない分け目は日差しにさらされやすく、紫外線の影響を受けやすい箇所です。紫外線は表皮だけでなく、皮膚の奥にある真皮にまで届くと考えられているため、髪の毛の元となる毛母細胞を損傷してしまう可能性があります。
毛母細胞がうまく働かなくなると、抜け毛が増えたり髪の成長を妨げたりして、薄毛を進行させてしまうことがあります。
原因②頭皮や毛根に負荷がかかっている
分け目を中心に髪は分かれているため、髪の牽引によって頭皮や毛根に負担がかかりやすくなります。すると、髪は抜けやすくなり、薄毛の原因になります。
とくに以下の行為は、頭皮に負担をかけてしまうと考えられています。
- 分け目がいつも同じ
- ドライヤーをする時、頭皮に近い
- 帽子を被ることが多い
- 髪を結ぶことが多い
- 髪を引っ張る、分け目を触るといったクセがある
これらの行為が習慣化すると、頭皮へのダメージは蓄積され、分け目から薄毛が進行しやすくなるのです。
原因➂睡眠不足
睡眠不足は、髪を成長させるのに必要な成長ホルモンの分泌を阻害します。成長ホルモンの分泌が低下すると、健康的な髪が生えてこなくなり、細々とした髪ばかり増えます。
例え髪の量に変わりがなくても、1本1本の毛が細ければ、全体的に薄い印象を与えかねません。質の悪い睡眠や睡眠不足が続くと、成長ホルモンが十分に分泌されなくなり、育毛環境に悪影響を及ぼします。
原因④乱れた食生活
髪の成長や健康的な頭皮環境を維持するためには、十分な栄養素が必要です。
栄養は普段の食事から摂取するのが基本です。しかし乱れた食生活を送ると栄養バランスは崩れ、十分な栄養素が行き渡りにくくなります。栄養不足に陥った結果、育毛の妨げや頭皮環境の悪化を招き、抜け毛や薄毛を進行させる原因になるのです。
原因⑤過度なストレス
過度なストレスは抜け毛を促進する原因の1つです。過度なストレスが溜まると、発毛・育毛の司令塔である「毛乳頭」の働きが阻害されます。すると、髪は十分に成長する前に抜けたり、健康的な髪が生えなくなったり、薄毛につながる影響が出てきます。
ストレスはほかにも、頭皮の血行不良やヘアサイクルの乱れ、頭皮を固くするなど、薄毛を進行する原因になりやすいです。
その分け目の薄毛、原因はAGAである可能性も
AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症で、額の生え際やつむじ周辺から進行するという特徴があります。
上記で紹介した「分け目の薄毛対策」はAGAによる薄毛進行を遅らせたり、頭皮環境を整えて育毛しやすい状態を作ったりすることはできますが、AGA自体を治癒することはできません。専門クリニックでAGA治療を受けることが望ましいです。
しかし完全に脱毛していないのであれば、すぐにでも治療が必要というわけではないので、生活習慣を見直したり育毛剤を取り入れたりしながら様子を見るのも1つの方法です。
ただし、育毛剤を使用していて異常が発生した場合には、すぐに使用を取りやめ医師に相談しましょう。
分け目の薄毛対策5選!すぐにできる方法
完全に分け目をなくすことはできません。しかし、何も対策がないわけではありません。
分け目の薄毛対策としておすすめの方法を5つ紹介します。
- 定期的に髪型や分け目を変える
- 紫外線対策をする
- 生活習慣の見直し
- 育毛剤を取り入れる
すぐにできる方法もあるので、ぜひ試してみてください。
①定期的に髪型や分け目を変える
髪の生え方には人それぞれクセがあるので、とくに意識しなければ、分け目は同じ位置にできやすいです。分け目を定期的に変えることで、紫外線によるダメージや頭皮・毛根にかかる負担を分散できます。
また、分け目の薄毛を目立たなくさせたい方は、ヘアスタイルを変えるのがおすすめです。
例えば、パーマは髪全体のボリュームが出るので、分け目が目立ちにくくなります。また、ベリーショートヘアは分け目そのものがなくなるので、薄毛の悩み自体を解決できます。
パーマをかけたくない、短くしたくない、という方はワックスでトップにボリュームを出すだけでも目立たなくなります。
②紫外線対策をする
紫外線から頭皮を守ることで、薄毛予防につながります。
例えば帽子は、被るだけで紫外線から頭皮を守れる有能アイテムです。ファッションアイテムとしても活用できるので、お出かけする時のおすすめの紫外線対策です。
しかし帽子の素材によっては頭皮が蒸れて雑菌が繁殖する恐れもあります。雑菌が繁殖すると頭皮環境が悪化し、髪の発育を妨げる原因になります。通気性の良い帽子を被る、頭皮の汗をこまめに拭きとるなど、工夫が必要です。
帽子のほかにも、日傘や日焼け止めのヘアスプレーの活用も紫外線対策として取り入れると良いでしょう。紫外線は日差しが弱い曇りの日でも60%、雨の場合でも30%ほど降り注いでいるので、天気に関係なく紫外線対策をおこないましょう。
③生活習慣の見直し
規則正しい生活習慣はホルモンバランスを整えて、健康的な髪を育てます。薄毛対策として心がけてほしい生活習慣は以下の通りです。
- 栄養バランスの良い食生活
- 適度な運動
- 良質な睡眠、十分な睡眠時間の確保
生活習慣の見直しは分け目の薄毛だけでなく、AGAによる生え際やつむじの薄毛進行を遅らせる効果も期待できます。健康にも良い影響をもたらすので、積極的に取り入れたい薄毛対策です。
④育毛剤を取り入れる
育毛剤は頭皮の環境を整えたり脱毛を防止したりする効果があると言われているので、生活のなかに取り入れてみるのも良いでしょう。
また、発毛剤よりも副作用のリスクが少ないので「分け目が広がっているような…」と確信を持てずにいる方も手に取りやすいのではないでしょうか
⑤思い切ってヘアスタイルを変えてみる
分け目の薄毛は早めの対策を!まずは育毛剤を使用するのもおすすめ
頭頂部の分け目は見えにくいので、薄毛が進行していても気付きにくい箇所です。そこで、予防の意味を兼ねて、早めの薄毛対策をおこないましょう。
育毛剤は頭皮環境を整えて、抜けにくい健康的な髪を作る効果が期待できます。なかでもポリピュアEXは低刺激で肌に優しいので、「薄毛が進行している気がする…」と確証を持てずにいる方も始めやすいでしょう。